2009年 11月 03日

まこちはSS書きました。

お久しぶりです。小六です。
スレに上げようと思ったら、規制されていて上げられなかったでござる。
どうやら2ちゃんねる全体で規制がかかっているらしく、僕も波に飲み込まれた可能性があるみたいです。
まさか保管庫目的のブログがこんなところで役に立つとは思いもしませんでした。

で、本題。
まこちはSS書きました。
某絵チャで晴嵐改さんがとても素晴らしい絵をお描きになり、その絵をリスペクトして書かせて頂きました。
後、イメージで参考にさせて頂いたのはスガシカオの「38分15秒」。とてもいい曲です(エロ的な意味でry

それでは、以下SSとなります。
少しいかがわしい成分が含まれていますのでご注意下さい。









自宅の部屋のドアノブに手をかけると、なぜか鍵が開いていた
ふとある予想が頭をよぎる。
それはさておき、万が一ということもある。私は注意深くドアを開けて自宅に入った。

扉を開けて目に入ったのは、他人の部屋でずうずうしくもテレビを見る、黒い髪の友人。


「あ、おかえりー」

その友人はぴょこんと髪を揺らして、無邪気な笑顔で私を出迎えてくれた。
念のため言っておくが、ここは私の自宅のマンションであり、彼女はいわゆる不法侵入者である。


「はい。帰ってきたらまずは手洗いうがいだよね」

黒髪の友人は悪びれた様子もなく、ごくごく普通に台所からコップに水を入れて、それを私に手渡した。


「…真。どうしてここにいるの?」
「ん?ちょっと千早に会いたくなったから」
「一応言っておくけれど、出ていけといっても、帰らないのよね?」

「もちろん」

破顔一笑。まったく罪悪感のない笑顔。
先刻の予感が的中したわけだ。私は大きくため息をついた。





   ------- 15分38秒の通話記録 ーーーーーーーーー





 そういえば、さ

真は私の隣でつぶやいた。


照明が落とされた室内。テレビは色を変えながら、音もなく光を床に照らし出す。
行為の後の気だるさ。私はのそりと真の方へ身体を向ける。


「昨日は何かあったの?」
「仕事とレッスンならあったわよ」
「ふぅん」

真は口元をゆるめて私を眺める。穏やかに細められる双眸。


 他にも何かあったんでしょ?

そんなことを言いたげな眼差し。

とても扇情的で、見る者を虜にしてしまう。彼女のファンならば卒倒してしまう瞳。

真は深い瞳で私を射抜く。
無邪気なくせに、鈍感なくせに、こういうところは敏感な彼女。
だからこそ、好きになったのかもしれないが。

私は言葉を発することもなく、真を見つめることにした。
暖房は少し前からその役目を終わらせていて、生ぬるい空気が部屋の中を流れていた。


「…」
「ぷっ。やっぱり千早は分かりやすいなぁ」

先程までの色気たっぷりな表情から一転、真は私の不機嫌な表情を見て噴き出した。


「真面目さが売りなの」
「もっと肩の力を抜いてもいいのに」
やさしく笑う千早の顔、ボクは好きだよ。そう言って真は私の額に軽くキスをした。


「あなたはもうちょっと真面目というか、自分の言っていることに責任を持った方がいいと思うわ」

私は近づいた真の顔をぐいっと右手で押し返す。すると真は不思議そうな顔をして答えた。

「ボクはいつだって真面目だよ。ウソなんて言える人間じゃないし」
「それじゃあ天然ジゴロね」
「ありがとう」

真はカラッと笑って、そう私の悪口を軽くいなす。

「千早がかわいすぎるのがいけない」
そう言って私の手の甲に唇をつける。


年齢はさほど違っていないのに、まるで私が子供扱いだ。
私は憤りをそのままに、真の肩口に強く噛みついた。


「いてて、そんなムキにならないでよ」

それでも笑う彼女。
きっと真にとっては軽いじゃれあいみたいなものなのだろう。それがまた逆に悔しい。




 千早が少しさびしそうに見えたからさ

先程のじゃれあいにキリがついた頃、真はサイドテーブルに置いてあったテレビリモコンをいじりながら呟いた。
ゼロだった音量がゼロじゃなくなって、テレビから微かな音が流れ出す。

聞き覚えのあるクラシックとテレビ局から見える夜景。午前5時ちょっと手前。

別に何をするでもなく、私達二人はその風景をベッドに寝転んだまま眺めていた。



      ぶぅん



突然響く振動音。
音のする方向を見ると、私のジャケットからぼんやりとネオンの光が漏れ出しているのを見つけた。
誰か私の携帯に電話をかけてきたようだ。


「真、ちょっと前通るわね」
「うん」

私はむくりとベッドから起きて、床に脱ぎ捨てられたジャケットから携帯を取り出す。



   [ 着信中:プロデューサー 4:44:22 ]


薄闇の中で過ごしていたためか、携帯画面の眩しさに思わず眉をひそめた。
私は携帯のフリップを開けて、通話ボタンを押してスピーカーに耳をあてた。



「もしもし、如月ですけれど」


   - 千早か。俺だ -


低い男の声が携帯のスピーカーから流れる。


「プロデューサー?どうしてこんな時間に?」

   - 朝早くからすまんな。実はちょっと…出演予定の番組の撮影なんだが… -

けたたましい電話の音、番組スタッフと思われる人のざわめき。
様々な音がプロデューサーの声の影から聞こえた。


「撮影…遅れているんですか?」

   - ああ、そんなところだ。この調子だと撮影が昼からになりそうだ -

「そうすると、朝の仕事が昼に延期される。そう理解してもよろしいでしょうか?」


ベッドから這い出た真が私の方に近づくのを横目で見ながら、私はプロデューサーと会話を続ける。
私の隣に来た真は、携帯に耳を近づけて、手を口に軽くあてて何やら考え事をしているようだ。

 確か、真の今日の予定はフリーだったはずだが? 

私は真の行動の意味が分からず少し眉をひそめる。
雑音混じりに聞こえるプロデューサーの声。


すると、今まで携帯の音を盗み聞きしていた真が私の目の前に来て、口を動かした。




     ネェ イマカラ キスシテ イイカナ ?




その動きの意味が分かるように、ゆっくりと、真は私に伝えた。
声は出さずに、口の動きだけで。いたずらっぽく口角を上げ、静かに微笑みながら。

「ちょ…っ!」

流石にそれはない、その言葉を遮るように、真は私の唇に彼女のそれを押し付けた。


「―――ん…!――…っ!」

   - …だからな、…という感じになっているから… - 


耳元では、今行われている情事に気づかずに仕事の状況を説明しているプロデューサーの声。

 こんな恥ずかしい状況、感づかれるわけにはいかない。

私は身体の奥から漏れだす痺れに、口をつぐんで我慢するしかなかった。

そうしている間にも、真は私の上唇に歯を立てて、私の感情を弄ぶ。
ときおり交差する視線で抗議の意を伝えても、真はしたり顔で私の視線に応じるだけで、その行為を止めてくれない。
彼女の両手が私の首に回される。そのままの流れで真は私の肩甲骨の辺りを撫で回した。


「ん……っ……ちょっ!……ッ!」

   - …千早…? -


プロデューサーの声に不可解そうな色が混じる。ざわざわと聞こえる雑踏の音。


「――――…っ!…いえ、何でも…少し…部屋に虫がいまして……」

何とか彼女の唇から逃れて、私はそうプロデューサーに応えた。
その虫といえば、不満そうな顔をしてから、携帯で塞がれていない方の耳に熱い息を吹きかける。

 脳に響く、甘い振動。

今はそれに耐えることで精一杯だった。私は微かに身体を震わせた。



 - …そうか。まだ虫がいる季節だもんな。朝早くからすまんな -

             - ねぇ、ちはや。ゲームしようよ。いつまでプロデューサーにバレずにいられるか -



熱い吐息とともにそう囁いて、真は私に深く口づけた。

遠慮なく進入する舌先。熱くてぬるぬるした粘膜が鼻から漏れる浅い吐息に合わせてざわめいている。
かき回すように、唇の裏から喉の入り口まで舐め回されていると、否が応でも息に欲情の色が混じり始めてしまう。

真は一旦角度を変えて、私の舌の裏側を丹念になぞる。
重ねた唇が、ひくん、と跳ねた。

抵抗しようとねっとりと密着した舌を離そうとすると、それを追いかけるようにして真の舌先が蠢く。
微かに響くいやらしい水音が音の乏しい部屋を彩ってゆく。


   - …だからな、……の代わりには他のアイドルに担当してもらって… -


私達とは遠く離れたところにいるプロデューサーは、今まで通りの声色で私に話しかけている。
それでも、真が勝手に始めたゲームは終わることを知らない。

1度立てた音に後押しされて、劣情が身体を強く突き上げる。
しつこく同じ箇所を、今度はつつくように、焦らすように。
敏感な粘膜が擦り付けられる気持ち良さが、意識を朦朧とさせていく。

「…っ……んっ、ふ………っ…」

もう止めてほしい。強い劣情を押し殺そうとして、でも抑えきれなくて。
瞳の奥から涙が滲み出る。

ありったけの理性を振り絞って、私は真から身体を離す。


   - …というわけだ。大丈夫か、千早? -

「…は、い。…っ…ッだいじょう、ぶ…です…!」
それでは失礼します。そういって反射的といってもおかしくないスピードで私は携帯の通話を遮断した。


「…はぁっ!…」

プロデューサーにバレてはいないだろうか。私はようやく終わりを見せたこの遊びを強引に終わらせた。

「あーあ。ゲームはボクの負けか。バレなかったらいいね」 何の罪悪感もない声色。
「…バレたら完全にあなたのせいよ」
「謝るときは千早も一緒だね」
未だ両手を首に回したままの真は、しれっと笑顔でそうのたまった。

「…」

その図々しさに、呆れて言葉も出ない。


「で、どうするの?ゲームはボクの負けだけど」
「どうするの…って…?」

真は何もいわずに、ただその瞳を細めて私を見つめる。
私だって、こんな中途半端なところで終らされてはたまったものではない。


「…続き、してくれるんでしょうね」
「もちろん」

真は躊躇することなく私の誘いを受けた。まるで太陽のように、にかっと白い歯を覗かせて。
彼女はそのまま私をベッドに押し倒す。私達は再び深い接吻を交わした。


湿った唇が離れてくれない。私だって逃れようとしていないけれど。
だからそのまま、真と絡み合うことにした。

「そういえば、千早はお昼から仕事だったね」
「仕事に支障が出ない程度にお願いするわ」
「…そこは…善処するよ」

頭の上から真の苦笑いする声が聞こえた。
そういえば今夜、真が困った顔を見るのは初めてかもしれない。

真の細い指先が、まるでピアノを演奏するかのように、私の肌を滑った。
テレビの画面が夜景から、ニュース画面に切り替わったのを横目で感じた。

















とりあえずPの携帯は何世代前の携帯なのか気になりますね!\(^о^)/
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by 6showU | 2009-11-03 20:25 | SS


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